寮長さん・寮母さんへのインタビュー

寮長・寮母さんたちの前職は自営業・会社員・調理人など様々。
40歳代~60歳代前半のご夫妻が活躍されています。

寮長さん・寮母さんへのインタビュー

寮生の皆さんの父親・母親に
なったような気持ちで

ドーミー祖師ヶ谷大蔵 寮長・寮母
福森 秀樹・京子ご夫妻

―寮長・寮母として2年間仕事をしている福森夫妻に詳しいお話を聞きました。
―まず、この寮管理の仕事をする前にイメージしていたことはありましたか?

寮長
元々は建設業をしていたので、寮長の求人で共立メンテナンスに採用された際、建物や居室内の修理や設備管理の面に関しては前職の経験を活かすことができるのではと思っていました。ただ、寮生さんのお世話をするという寮長・寮母の面に関しては、大人数ですし、大きな責任を伴うことなのでやっていけるかという不安はありました。

-では、食事提供の面での不安はありましたか?

寮母
私は、料理をすることは好きでしたが、寮母になって一度にたくさんの寮生さんの食事提供が出来るのかどうか不安でした。どの位の量を作るのか想像もできないですしね。
でも、共立メンテナンスでは管理栄養士が考えたきちんとしたレシピがありますので、それに従って食事の用意をすればいいので安心して食事提供ができました。

―管理栄養士が考えたレシピですと寮生さんの健康面でも安心ですね。

―もう少し、具体的な質問させて頂きます。
―寮長・寮母の仕事をしていてどういうときにやりがいを感じますか?

寮長
やっぱり、寮長として大勢の寮生さんのお世話をすることは大変なんです。でも、その分たくさんの寮生さんと接することができるとプラスに考えています。学校やプライベートの悩みを相談されて一緒に考えてあげているときは、こちらまで若くなった気持ちになれますよ(笑)。
寮長さん・寮母さんへのインタビュー2_1

―確かに生き生きしていらっしゃいますもんね(笑)。

寮母
時には年配者として、時には若者の気持ちになって考えてあげないといけない場面もありますから、そこは意識していますよ。 あとは、最初は心を開いてくれなかった寮生さんも、こちらから毎日声かけしていると段々と打ち解けてくれますし、寮母としてそれぞれの成長していく姿を見るのは我が子のように楽しいです。

―寮母としてのやりがいはどんなことがありますか?

寮母
食事の準備はレシピがあるのでその通りに作れば良いのですが、男子寮なので多少濃い目の味付けにしたり、量を多めに作ったりと気を遣って少しでもおいしく食べてもらえるようにしています。住み込みの寮管理は毎日の仕事なので、自分でも楽しんでやらないと続かないですしね(笑)。みなさんがおいしそうに食べてくれている姿を見ると、「今日も頑張って良かった」って思えますよ。

―寮生さんの笑顔が励みになりますね。
―寮長・寮母の仕事をするにあたって心掛けていることは何かありますか?

寮長
寮長としては、とにかくみなさんに楽しく健康に寮生活を送ってもらいたいと思っています。せっかく寮に入ったんだから寮生さん同士も仲良くコミュニケーションをとってもらいたいじゃないですか。だから食堂にちょこちょこ顔を出しては学年関係なくコミュニケーションをとってもらえるように口をはさんだりしてますね(笑)。
寮母
みなさん生まれも育ちも違うので色んな寮生さんがいるんですよ。例えば、体調が悪いときにちゃんと言ってくれる子もいれば、一人で抱えこんじゃう子もいます。だから、何も言ってくれなくてもこちらから気づけるように、寮母としてはなるべく全員の顔を見られるような場所にいるように心掛けていますよ。大勢のお母さんになったような気持ちです。
寮長さん・寮母さんへのインタビュー2_2

―では最後にこれらから寮長・寮母として働こうと思っている方にメッセージをお願いします。

寮長
大人数の寮生さんを預かり、寮長・寮母としてお世話をするのは本当に大変なことです。でも、寮生さんのために何かをしてあげると寮生さんもそれに応えてくれる。そしてまた何かをしてあげようと考える。きりがなくなっちゃいますね(笑)。寮長の求人は奥が深いんです。こうして寮生さんと向き合っていくと、退寮したあとでもたまに会いにきてくれるんですよ。
寮母
誰かに喜んでもらえるとこちらまで嬉しくなっちゃいますからね。寮母として寮生さんに喜んでもらおうと思って仕事をすると、苦手な料理も段々と得意料理になってきますよ。寮母という求人、というよりは、大家族のお母さんという気分で毎日楽しく生活できますよ。